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中国事業本部   O(おう)


仕事内容

主に、発注・入稿管理・チェックの3つの仕事を行っています。
まず発注では、ご依頼を受けた案件の内容と納期を確認して、担当していただく翻訳者の選定を行います。翻訳者が決まりましたら、発注の書類を作成し、必要なデータをまとめて翻訳者に送付します。
次に入稿管理では、翻訳者から納品されてくるデータの受信と受領確認を行います。翻訳の発注先は当社の中国現地法人である知財信息諮詢(上海)有限公司に加えて、国内の複数の個人翻訳者と様々ありますので、それぞれに応じた対応をしています。
最後に、入稿された翻訳原稿のチェックを行います。業務の中では、チェックにかける時間が最も長いです。主に中文和訳の公報案件のチェックを行っていますが、公報の中文英訳、英文中訳・和文中訳の出願案件のご依頼もいただくので、チーム内にはそういった案件をチェックするネイティブチェッカーも在籍しています。
中国事業本部では、チェックの結果気づいた点を翻訳者にフィードバックするようにしています。フィードバックはとても気を遣う作業でもありますが、フィードバックをすることで品質改善に繋がります。品質が良くなることは、お客様だけでなく、翻訳者、チェッカー、当社の全員がハッピーになりますので、翻訳者に良い仕事をしてもらえるよう品質管理も含めて取り組んでいます。 また、ときどきですが、自身で翻訳を行うこともあります。

知財を選んだ理由

以前は工作機械のマニュアルの翻訳・チェックをしていました。技術に触れる機会がある中で、特許を取れる範囲がどんどん広がっていることに興味を持ち、知的財産の仕事に関わっていきたいと考えるようになりました。マニュアル翻訳では、誰もが理解できるように平易な文で作成しレイアウトを揃えることが重視されますが、若干物足りなさも感じていました。特許は独特の表現があり案件ごとに技術内容も異なるので大変ですが、やりがいを感じます。

知財の好きなところ

社内の教育が充実しており、わからないことはすぐに教えてもらえるところが良いと思います。入社後はOJTに加え、知財アカデミー主催の「中国語特許翻訳講座」にも出席して特許翻訳の知識を深めました。講座では添削を受けられると共に、他の受講生の翻訳を読む機会もあるので、着実に力を伸ばすことができたと思っています。
また、やりたいことにどんどん挑戦させてくれるところや、皆で勉強していこうという社風も素晴らしいと思います。研修費の補助が受けられるだけでなく、皆で勉強してレベルアップすれば高品質な翻訳を提供することができ、最終的にお客様にもご満足いただけるという良い循環が当社の思想としてあるのは、とても大きな魅力だと思っています。社員も勉強熱心な人が多いので、日々刺激を受けています。


業務の方では、社内データベースや事務フローが整っていますので、万が一エラーが起きてもどこかの工程で発見されるようになっています。確実にフォローをして貰えるという安心感から関連するチームへの信頼感が高まり、連携も深まっています。 会社の規模に対して組織がスリムで、上司に話が通りやすいところ、風通しが良いところも気に入っています。役員と現場の距離が近く、誰とでも気さくに話せる雰囲気があるので、普段仕事を進めたり話し合いをする上でもやりやすいですね。

これからの目標/挑戦してみたいこと

正確に、スピードをさらに上げてチェックできるようになるのが今の目標です。案件をこなしながら新しい単語を蓄積し、自分の中の辞書を増やしていければと思っています。こうした積み重ねは大変ですがやりがいを感じるところでもあります。特許制度などについてももっと学んでいきたいですね。

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